2007年04月24日

朗読夜会

「中山一朗 2007 朗読夜会・春~in Oak」
ー上質な音楽のように贅沢な時間ー

今夜、朗読会というのを初めて聴きにいってきました。
中山さんは、劇団活動をしてきた方で、その豊かな声と表現力で
時には繊細に、時にはダイナミックに「ものがたり」の世界へと
いざなってくれました。

今夜の演目は二つ。

「烈女切腹」・・・・・池波正太郎 作
  父の仇と渡辺茂太夫を刺し殺し切腹の命を受けた烈女、りつの物語。         

「蕗問答」・・・・・・・山本周五郎 作
  秋田藩士の〝寒森新九郎〟は非常な健忘家で主君に諫言をしようと
  秋田から江戸まで上ったものの何でここまで来たのかを忘れてしまい・・・。

朗読を聴きながら、想像を膨らませて「ものがたり」の豊かさを、充分に
楽しませていただきました。

終了後、中山さんの写真を1枚撮らせていただきました。
会場のカフェ「OAK」は、暗くしてありフラッシュを発光させましたので
朗読しておられる時と雰囲気がまったく異なってしまいました。

   

この朗読会は、5年前から春と秋の2回開かれているのだそうです。
11月に次の会がもたれる予定です。どんなものがたりを演じて
くださるのか楽しみです。

【中山さんのプロフィール】
1990年、水戸芸術館劇団 ACM に入団。その後 SCOT 、静岡舞台芸術
センター SPAC を経て、2000年退団。「リア王」、「デュオニュソス」などで
主役を演じて海外公演にも参加。
2002年に日中合作映画「王様の漢方」に映画初出演。2004年、時代劇映画
「丹下左膳~百万両の壷」に出演。















   


Posted by まころん at 23:39Comments(2)