2008年09月19日

格差社会

昨夜、静岡県弁護士会主催の『森永卓郎講演会』へ行ってきました。
テレビでも有名な方ですが、経済アナリストで獨協大学教授。

私は5年前に出版された森永さんの本を読んでおり、弱者によりそった
日頃の発言を、とても身近に感じていました。


    



今回の講演のテーマは

  「新自由主義はなぜ戦争につながるのか」
   ~格差社会と憲法・平和問題を考える~

「格差社会・ワーキングプア・貧困」という言葉を、毎日のようにみきき
するようになった日本。いつからこんな日本になったのでしょうか!

「お金があれば何でも買える」
「お金を儲けることがわるいことですか?」

と、若くして大金持ちになった人たちが言ったことがありました。
お金が、少数の人たちに独占され、殆どの庶民は段々苦しい生活に
落ちていく社会が、今の日本の姿。

儲ける為なら、何でもやってしまう。戦争だって!

森永さんの話は、面白くてうまいので聞き入ってしまいました。
でも、弱者の立場にたって、はっきりもの言う人は、学者や評論家でも
少なく、おどしにあう事も多いらしいです。変なものが送り付けられたり。

日本は、商店街が賑わって、近所の大人たちはやさしくて
みんなが周りの困った人のことを気づかい、優しい社会だったのに
自分の利益しか考えない、カネの亡者に支配される社会になった。

本当に豊かな生き方とは?もう一度、生活の仕方を考えなおして
みようよ。というのが森永さんからのメッセージ!  
  


Posted by まころん at 23:29Comments(0)