2008年08月18日

憧れの屋久島へ

作家の林芙美子さんが「1ヶ月に35日雨が降る、らっきょのような雨が降る」
と表現したというほど雨の多い島『屋久島』は、よく晴れていましたicon01

「雨のほうが雰囲気が出てよかったのに」と言ったのは、一昨年山の仲間と
屋久島最高峰の「宮之浦岳」へ登ったMさん。雨に降られたそうでしたicon03

屋久島は、車で2時間あれば1周できる小さな円形の島で、「洋上アルプス」
と呼ばれるほど、高い山々が連なっています。その最高峰が宮之浦岳で
1935m。人が住むのは海際のわずかな平地のみ。気候は亜熱帯から
亜寒帯までが含まれるという特異な島です。

樹齢7200年ともいわれる「縄文杉」が発見されてから有名になり、1993年
には世界自然遺産に登録され、観光や登山で人々が押しかけています。

「一度は行ってみたい島」「憧れの島」と言う人は多くて、私もついに行きました。

「縄文杉」までは往復10時間、登山の装備で歩くそうです。でも、私達はバスで
「ヤクスギランド」まで行って、「紀元杉」(樹齢3000年)などを見てきました。


「紀元杉」は、バスが通る道から見えました。雷で先が折れたのでしょうか?
   
   

でも、根元はゴツゴツして大きい。みんなが撫でるのでツヤ光りしています。

   


仏陀杉

   


くぐり杉

   


苔むした倒木

   

杉の樹齢は長くて500年程度らしいのですが、どうして屋久島の杉は長生き
なのか?

屋久島は、栄養の少ない花崗岩の島なので、屋久杉の成長が遅く木目が
詰まっている。さらに降雨量が多く湿度が高いため樹脂分が多く腐りにくく
それで樹齢が長いということです。

屋久杉以外の写真も沢山ありますので、続きはまた・・・





  


Posted by まころん at 00:28Comments(5)