2008年04月12日

映画「明日への遺言」

今月初めに見た『明日への遺言』という映画について、ブログに書きたいと
思いながら、大岡昇平の原作「ながい旅」を読んだりしていて、なかなか書
けないでいたら、気がついたら4月11日で劇場公開が終了でした。

戦争映画が嫌いな方なので、映画館へなかなか足が向かわず、行くのも
遅かったのでした。でもやはり観ておきたいという思いで、やっと観にいった
のです。

これは、新聞の1ペーシを使った映画の広告です。
沢山の人が推薦文を書いていますね。

     映画「明日への遺言」

第二次世界大戦後、B級戦犯として絞首刑となった元東海軍司令官・岡田資
中佐が、たった一人で「法戦」に立ち向かった実話をもとにした映画です。

米軍による名古屋空襲で、一般民衆への無差別襲撃を実行した米軍搭乗員を
処刑した罪を問われ、すべての責任は指令をくだした自分にあると主張。法廷
闘争を「法戦」と呼び、あくまで戦い抜こうと立ち向かったのでした。

「司令官は、その部下が行ったすべてにおいて、唯一の責任者である」。部下を
守り全責任を負う覚悟を見せる岡田資中将の潔い姿は、清々しく「理想の上司」
として、いまの時代が求める姿なのでしょうね。

監督は小泉尭史(「雨あがる」、「阿弥陀堂だより」、「博士の愛した数式」を監督)
主演は、岡田資(たすく)中将に藤田まこと、その妻に富司純子ほか。

戦争を知らない人たちにも、ぜひ観てほしい映画です。映画館へ行けなかった人も
いずれテレビやDVDでみる機会があることでしょう。


大岡昇平氏の原作本「ながい旅」
     
     映画「明日への遺言」

この映画の殆どが裁判の場面でした。堅苦しくて飽きてきそうに思えるのですが
まったく眠くもならず、画面に集中してみていました。



Posted by まころん at 00:16│Comments(0)
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