2008年04月07日

春の神楽舞い

4月5日、静岡市の北部「有東木」(うとうぎ)の白髭神社で
4年に一度の『遷宮』と『春の神楽舞い』という祭典が行われ
仲間と一緒に行ってきました。

「有東木」は、安倍川を北へ約30キロ遡り、標高600メートル
70数戸の小集落で山葵栽培発祥の地として知られる所です。

昼ころに「遷宮」が始まりました。4年に一度神社を他へ移し
生命力をよみがえらせるということらしいのですが、神社を建て直す
代わりに、少しはなれた場所に簡単な拝殿を作り、天狗さまを先頭に
笛や太鼓を鳴らしながら行進し、そこで式典を行うものでした。


    春の神楽舞い


『神楽舞い』は、毎年4月と10月の年2回行われており、午後1時から
夕方まで続き、みんなでお酒を酌み交わしながら楽しむものです。

今回一番の人気は、お父さんと3人の息子たち一家の舞いでした。
少子化の時代、家族男子4人は珍しく、大喝采でした。

春の神楽舞い


小さな部落の人たちは、神楽を大事に守っているのです。笛や太鼓の
演奏者たちは、とても堂々とした素敵な紳士たちでしたicon21

春の神楽舞い


『有東木の神楽舞い』は、2003年に「静岡市指定無形民俗文化財」に
指定されています。






Posted by まころん at 01:15│Comments(0)
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