2007年10月27日

「里」という思想

雨の午後でしたが、静岡英和学園大学の公開講座の3回目を受講してきました。

今日のテーマは、 “「里」という思想 -見失われた社会軸をもとめてー”

講師は、人間社会学科教授の飯山昌弘先生(法社会学)

       「里」という思想

「地下にある化石燃料に手をつけた」人類は、いま三つの大問題に直面している。

「エネルギー問題・食料問題・環境問題」であり、そのために持続可能性が危機に
陥っています。

合理主義と市場主義による経済成長路線は、「金のためなら何でもする」ところ
まできてしまった。

先生は具体的に分かりやすく、行き詰まった現在の状況を説明してくださいました。

そして、成長軸を見失った社会で私達が目ざすべきことは、お金でつながっていない
関係、立ち止まって振り返る先=「里」という思想ではないか。

「里」=拠り所をもつことー物の豊かさから心の豊かさへ。

日本独自の「里」、潤いと気配りの共同体文化への再構築が必要・・・


いま、先進国のオーストラリア・フランス・アメリカ・ドイツ・イギリスは穀物自給率が
100パーセント以上。日本は27パーセントと異常な状態になっている。

穀物は、戦略物資になっている。食料を輸入に頼ってしまうのは、安全保障上も危ない・・・


先生の話は、しっかり聞いておきたい大事なことばかりでしたが、なかなか纏めるのが
むずかしい。

ここに書きましたのは、お話のごく一部のことだけです。

理解力と文章力が私に足りなくて残念・・・



Posted by まころん at 22:41│Comments(0)
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