2007年08月19日

松露饅頭

佐賀県・唐津の『大原松露饅頭』をいただきました。


  松露饅頭

まん丸い『松露饅頭』は、唐津を代表する饅頭で、こしあんにカステラの
薄い生地をかけながら、一つ一つ丹念に焼き上げるのだそうです。

あっさり味のこしあんをカステラ生地で焼き上げる工程は、写真を見ると
まるで「たこ焼き」を焼いているのかな?と思えるような感じです。

約5分程で焼き上げるそうで、出来上がったものは、直径約3.5cmの
小さなお饅頭です。懐かしい、まろやかな味でした。

半分に切ってみましたら、皮の薄さがよくわかりました。

唐津は大陸との交易の門戸として栄えた港町で、豊臣秀吉が朝鮮出兵後
高麗から陶器と一緒に渡ってきた文化の中に、焼き饅頭があったとのこと。

歴史は古いですね。『松露饅頭』の名前は、海岸の松の根元の砂から自生
する球状の松露(キノコの一種)のコロコロとした姿に似ていることから付け
られたそうです。

唐津の海岸『虹の松原』は、日本三大松原の一つです。ちなみに、三大松原
のあと二つは、『静岡・清水の三保の松原』、『京都府の天の橋立』です。



Posted by まころん at 22:57│Comments(0)
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